ロシニョール(ROSSIGNOL)グループは、新会社ロシニョール アパレルをミラノに設立し、アパレルブランド「ロシニョール アパレル」を2016-17年秋冬にスタートする。ロシニョールグループはフランスのウィンタースポーツウエアブランドとして有名で、108年の歴史を持つ 。
スポーツとファッションを融合したハイエンドなトータルブランドで、メンズウエア、ウィメンズウエア、雑貨もそろう。生産は、イタリアを中心としたヨーロッパ。日本は三崎商事が独占販売契約を結び、2月9日から12日まで展示会を開いてお披露目した。スポーツカジュアルの"ヴィル(VILLE)"、モード感覚の"STUDIO(ストゥディオ)"の2ラインがあり、商品価格は"ストゥディオ"のダウンジャケット8万9000?25万円、ニット4万6000?5万3000円など。同ブランドのアイコンであるトリコロールカラ—の雄鶏ロゴが特徴だ。
1月のミラノ・メンズ・コレクション時、コルソヴェネツィアのショールームで行われたローンチイベントに出席した真杉陽二・三崎商事常務取締役商品本部長は、「スポーツとモードが融合した新鮮さを感じているブランドだ。展示会の反応もいい」と手ごたえを感じている。百貨店、セレクトショップなどで販売し、「焦らず、じっくり育成したい」と初年度売り上げ目標は1億5000万円と控えめだ。なお、ウィメンズウエアは、2月25日、ミラノの同ショールームのプレゼンテーションで発表される。