御殿場やりんくう、佐野などで「プレミアム・アウトレット」を展開する三菱地所グループのチェルシージャパンは、三菱地所・サイモンに社名を変更する。今年2月12日付。チェルシージャパンは1999年に設立。当初は商社の双日も出資していたが、現在は三菱地所60%、米サイモン・プロパティ・グル—プ40%の2社の出資による合弁会社となっている。今回の社名変更では、株主である両社の社名を冠することで、「プレミアム・アウトレット」の日本でのさらなるブランド強化を図れると判断したもの。
2000年7月に1号案件となる御殿場プレミアム・アウトレットを開業して以来、三井不動産の「アウトレットパーク」とともに、アウトレット業界を牽引。現在では御殿場、りんくう、佐野、鳥栖、土岐、神戸三田、仙台泉、あみの8アウトレットを開発・所有・運営中。来春には9つ目となる酒々井(しすい)プレミアム・アウトレットを千葉に開業する予定だ。