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婦人靴の卑弥呼を投資銀行子会社が買収 上場廃止へ

 婦人靴の製造・販売を行う卑弥呼は3月18日、投資銀行リサ・パートナーズが100%出資する合同会社HSHによる普通株式の公開買い付け(TOB)に応じると発表した。これに伴い卑弥呼は上場廃止になる見通しだ。

 リサ・パートナーズは1998年7月の創業以来、事業再生や不良債券ビジネスを中心に投融資事業およびアドバイサリー事業を行う投資銀行。HSHは卑弥呼の株式を保有することを目的に2月に設立された合同会社で、公開買い付けとその後の手続きを経て卑弥呼を完全子会社化する。今後、リサ・パートナーズのノウハウを生かし、経営再建を図る。

 卑弥呼は1976年2月設立し、「卑弥呼」「エレガンス 卑弥呼」「ワノナノ」「ウォーター マッサージ」の4ブランドを手掛けている。

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