ファッション

アディダスがロボット主導の工場の運用を開始

 アディダス(ADIDAS)は、 2017年からロボット技術を採用した最新工場、スピードファクトリーの本格運用を始める。スピードファクトリーとはロボットや最新技術を導入した全自動運転工場のことで、今回ドイツ・ヘルツォーゲンアウラハの本社から約50キロ離れたアンスバッハに、面積4600平方メートルを超える工場を建設。運営は戦略パートナーであるエクスラー モーション GMBHが担う。その稼働により、生産スピードを速める他、配送にかかるエネルギーや接着剤の量を減らし、環境への負担を軽減。最高のパフォーマンスとユニークなデザインを併せ持つスポーツグッズを製造する。

 同社は昨年、5年間のビジネス戦略を発表し、その中で"スピード"はキーワードの一つだった。ハーバート・ハイナー(Herbert Hainer)=アディダス最高経営責任者は「変わり続ける現代において、消費者は常に最新の商品を求めている。ここドイツからスタートするスピードファクトリーは、われわれが誇るドイツの最高レベルの技術を活かしたアイテムを提供する」とコメント。

 スピードファクトリーで生産される初のランニングシューズ 500足は、今秋ローンチ予定だ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。