ファッション

はるやま商事が「イーブス」を取得

 はるやま商事は7月、新たな子会社を設立し遊心クリエイションが運営していた「イーブス(YEVS)」の商標権を譲り受ける。新たなターゲットは28〜45歳の女性。価格帯はトップスが2000〜6000円、ボトムが3000〜7000円などを予定する。今秋から、年間5〜10店の出店を計画し、5年後に売上高100億円を目指す。

 「イーブス」は、アパレルSPAブランド。ウィメンズとメンズのカジュアルウエアを展開していた。全国のショッピングセンターを中心に約30店舗以上を運営していたが、経営不振だった遊心クリエイションの清算とともに2015-16年秋冬シーズンで全店閉店した。

 はるやま商事は主力のスーツ販売以外の分野を強化している。フェローズとライセンス契約し、キアコンやシムリー、ポイントなど事業者が転々と変わっていた「トランスコンチネンツ」の店舗展開を引き継いだ。また、民事再生法を申請したメンズウエアの「テットオム」も買い取り、再建に動いている。

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