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「マックス アンド コー」がフレグランス事業を始動 伊フレグランスメーカーのマヴィヴと協業

マックス アンド コー(MAX&CO.)」はフレグランス事業を始動し、3つの香水からなるファーストコレクションを来年9月に発売する。一部の直営店と、国際的な香水店や百貨店で取り扱う。同ブランドとして初となるフレグランスの製造および販売の海外展開において、イタリアのフレグランスメーカー、マヴィヴ(MAVIVE)とライセンス契約を締結した。

エリア・マラモッティ(Elia Maramotti)=「マックス アンド コー」ブランド・ディレクター兼マックスマーラ ファッション グループ(MAX MARA FASHION GROUP)サステナビリティ・コミッティー メンバーは、「『マックス アンド コー』の歴史における新たな章を発表できることを誇りに思う。マヴィヴは、私たちと同じように、伝統とクラフツマンシップを深く尊重し、長年にわたり研究と革新に取り組んできた真のイタリア企業だ。『マックス アンド コー』の先鋭的で自信に満ちた積極性を再考し、マヴィヴと共に新しい感覚を通して世界に広めていきたい」と話す。

マルコ・ヴィダル(Marco Vidal)=マヴィヴ最高経営責任者(CEO)は、「『マックス アンド コー』は、強い個性を持ち、現代の女性消費者のニーズを代弁できるブランドだ。マヴィヴも重視する品質への思いが強い同ブランドと、パートナーシップを結べてうれしく思う」と述べる。同氏は、「2024年は、新たな自社ブランドの立ち上げや、複数のブランドにおける新たな動きの発表、既存ラインの統合など、多くのニュースがあった。『マックス アンド コー』とのライセンス契約は、マヴィヴのポートフォリオの多様化と、提供サービスの拡充という戦略の一環であり、バランスの取れた成長を伴う野心的な目標を掲げた5カ年事業計画を後押しする」と続ける。

マヴィヴとは

マヴィヴは、ヴィダルCEOが1986年にベネチアで設立したフレグランスメーカー。20世紀初頭に創業した家族経営のヴィダル プロフーミ(VIDAL PROFUMI)から発展した。マヴィヴは、「フルラ(FURLA)」や「エルマンノ シェルヴィーノ(ERMANNO SCERVINO)」、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の「CR7」など、幅広いブランドのライセンスを持っている。

「マックス アンド コー」を手掛けるマックスマーラ社のメーンブランドである「マックスマーラ(MAX MARA)」は今年7月に、フレグランス商品を開発、生産、販売するためのグローバル独占ライセンス契約を資生堂と締結した。

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