日本ロレアルは9月に日本再上陸を果たした韓国コスメ「3CE」のポップアップイベント「3CE ピンク スペース ホテル(3CE PINK SPACE HOTEL)」を10月4〜7日に表参道で開催する。会場限定のビューティコンテンツやフォトスポット、商品のカスタマイズサービスを用意する。
近未来的な世界観を楽しめるポップアップイベント
同イベントでは、4月に韓国・明洞にリニューアルオープンしたフラッグシップストア「3CE ピンク スペース ホテル」の近未来的なファッションやメイクの世界観を楽しめる。ブランドを代表する12色のアイシャドウパレット“ニューテイク アイシャドウパレット”(全4色、各4490円※編集部調べ)やとろみジェルでぷるんとした質感が特徴のリップグロス“ドロップグロウジェル”(全10色、各1990円※編集部調べ)などの商品が試せるほか、同商品を購入するとオリジナルカスタマイズを無料で体験できる。また、来場者には全員にカラーステッカーをプレゼントし、地下1階で「#3CEJAPAN」「#3CEピンクスペースホテル」のハッシュタグを付けてInstagramまたはX(旧ツイッター)に投稿すると、スペシャルガチャに挑戦できる。
再上陸について
「3CE」は、韓国のD2Cブランド「スタイルナンダ(STYLENANDA)」から2009年に生まれたクリエイティブメイクアップブランド。17年に東京・原宿に帰還店をオープンし、韓国コスメブームの火付け役となった。18年にロレアルグループ傘下となり、リブランディングのために23年8月末に原宿店をクローズ。24年9月にブランドイメージを刷新し、日本に再上陸した。“より洗練されたプレミアムブランド”として、繊細な色彩と未体験の質感で、まとう人の魅力を最大限に引き出すアイテムの追求を目指す。
野村聡美=日本ロレアル コンシューマー プロダクツ事業本部 3CE スタイルナンダ事業部は、「ファッションブランド発のメイクアップブランドとして、そのDNAをどのように生かしていくかという課題を抱えていた。また、韓国コスメが世界中で浸透していく中で、ターゲットの修正を考えていた」と話す。従来は10代後半〜20代前半をメインターゲットにしていたが、リブランディング後は20代後半〜30代中盤を狙う。現在、韓国と日本、中国、東南アジアで展開しており、売り上げシェアは中国が1位で、それに次ぐ韓国と日本は同程度だという。「今後はより一層、韓国ファッションのトレンドを取り入れたメイクを提案し、ほかのブランドと差別化を図る。新商品の発売やファッションのコレクションシーズンに合わせて、四半期に1回ほどポップアップを開催することで、リブランディングした『3CE』の認知拡大に努めたい」と続け、日本でも旗艦店のオープンを視野に入れている。
■3CE PINK SPACE HOTEL
日程:10月4〜7日
時間:11:00〜19:00
※最終日のみ11:00〜18:30(18:00最終入場)
場所:seeen
住所:東京都渋谷区神宮前4-13-12
入場料:無料(「3CE」公式Instagramのフォローが必要)