ファッションeコマース最大手「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイは16日、ITサービスのブラケット(東京、光本勇介・社長)を簡易株式交換によって完全子会社化すると発表した。スタートトゥデイとブランケットの株式交換比率は1:350。ブラケットは2008年設立で、売上高1億1800万円(12年9月期)と小規模ながら、誰でも簡単にオンラインストアを作ることができるサービス「STORES.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)」を昨年9月から開始し、これを利用したオンラインストアが累計約4万も開設されたことで話題になった。「STORES.jp」の約7割がアパレル関連のストアであることや、出店者の販売支援及び物流サービスに対する需要が高まっていることなどから、両社のシステム基盤やサービス体制を連携させることで、拡大成長を実現できると判断した。