TSIホールディングスの2015年2月期連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が9億2400万円の黒字(前期は11億2800万円の赤字)になった。通期での営業黒字は、11年6月の東京スタイルとサンエー・インターナショナルの統合後初めて。14年2月期に400店以上の不採算店舗を閉鎖したことで、粗利益率が1.8ポイント改善した。売上高は前期比99.4%の1808億1900万円だった。「マーガレット・ハウエル」「ローズバッド」「パーリーゲイツ」「ステューシー」などの伸長が、店舗縮小の影響を最小限に抑えた。純利益は同106.5%の22億9400万円になった。
今期見通しは売上高1810億円(前期比100.1%)、営業利益24億円(同259.5%)、純利益14億円(同61.0%)。