TSIホールディングスの2014年3〜8月期連結業績は、営業損益が3億1900万円の黒字(前年同期は14億400万円の赤字)に転換した。不採算ブランドや店舗の撤廃によって売上高は前年同期比98.8%の865億9300万円だった。しかしその分、粗利益率が改善されるとともに、経費の削減によって収益性が向上した。引き続き「ナノ・ユニバース」「マーガレット・ハウエル」「アプワイザー・リッシェ」「ローズバッド」などが順調に伸びた。純損益は4億6500万円の赤字(前年同期は28億8800万円の赤字)だが、損失幅は改善した。
通期(2015年2月期)の予想は、売上高が1815億円(前期比99.7%)、営業損益が25億円の黒字(前期は11億2800万円の赤字)、純利益5億円(前期比45.0%)。