TSIホールディングスの2015年3〜8月期連結決算は、純損益が14億6200万円の赤字(前年同期は4億6500万円の赤字)だった。引き続き不採算事業の廃止を進めたこともあり、売上高は前年同期比96.5%の835億7300万円と減収。粗利益率に改善は見られたものの、新基幹システムの稼働や子会社の出資比率増加などに伴うのれん償却負担から営業利益は4億2200万円の赤字(前年同期は3億1900万円の黒字)に転落した。当期末で撤退した「プラネットブルー」「レベッカミンコフ」など11ブランドの減損損失約12億円計上したことで、純損益の赤字幅が拡大した。
通期では売上高1700億円(前期比94.0%)、営業利益24億円(同259.5%)、純利益14億円(同61.0%)を予想する。