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ユニクロ9月度、8月に続き20%超増 ケーブル編みの半袖ニットなど秋物動く 

専門店チェーン、セレクトショップの2024年9月度業績(既存店ベース)は、月前半の高気温で夏物が売れたほか、月半ばから気温が下がったことで秋物が動き出したという声が出ている。各社好調だが、中でもユニクロの好調が目立つ。

国内ユニクロは前年同月比22.1%増と、8月に続く20%超増となった。高気温でブラトップや“エアリズム”インナーが好調だったことに加え、「秋仕様のデザインで夏素材を使ったアイテムなど、端境期向け商品が売れている」と広報担当者。具体的には、“エアリズムコットン”の長袖Tシャツやケーブルニットの半袖セーターなど。「『ユニクロ:C(UNIQLO:C)』『UT』×米津玄師、『ユニクロ ユー(UNIQLO U)』発売と毎週話題があった」ことで、客数も同18.1%増と伸ばした。

しまむらの「ファッションセンターしまむら」(8月21日〜9月20日)は同4.3%増。「残暑が続き、アウター衣料、実用品共に夏物が好調だった。秋冬物では、ウィメンズのニットベストが高気温の中でも売り上げを伸ばした」(発表資料から)。

良品計画の「無印良品」国内売り上げは、同13.4%増。「好調が続くスキンケア商品がけん引」(発表資料から)する形で、生活雑貨が同21.5%増と大幅増。衣服・雑貨も同5.7%増と伸ばした。

アダストリアは同8.8%増。「長引く残暑を想定した商品構成が奏功したことに加え、秋物販売も好調」(発表資料から)といい、秋冬物ではパンツやジーンズ、チェック柄シャツ、ライトアウターなどが売れ筋となった。

ユナイテッドアローズは同13.7%増だった。「気温低下に伴いシャツ、カットソー、ニットなどで秋物が動いた」(発表資料から)ことに加え、強みの「ジャケット、パンツ、ワンピースなどのきれいめアイテムも好調に推移した」。

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