ユナイテッドアローズは、2013年3月期の第2四半期決算で、増収増益となり、過去最高利益を更新した。ネット通販と、連結子会社の売り上げ、利益の向上が主な要因だ。通期業績は、売上高1126億円、営業利益120億円、経常利益120億円、当期純利益69億円を予定する。竹田光広・社長執行役員は、「昨年11月に、2014年3月期を最終年度とする中期経営目標を公表した。そこで連結経常利益の目標は115億円以上としたが、今期見込みが120億円となり、1年前倒しで達成する見込みだ。連結売上高1200億円、連結ROE20%以上は引き続き目標として掲げつつ、来期中に新中期計画を策定する予定だ」と語った。
今後の強化課題として、シーズン立ち上がり部分の訴求の強化に加え、「商品・販売にかかわるすべての領域で緩みがないかを再点検し、外部環境、天候要因に左右されない売り上げを目指したい」と語った。