ファッション

アジア初!UAの鴨志田バイヤーが手掛ける「カモシタ UA」がピッティ・イマージネ・ウオモ賞を受賞

 ユナイテッドアローズの基幹業態「ユナイテッドアローズ)」(UA)の自社企画ブランドで、「洋の服と、和の誇り」をコンセプトとした「Camoshita UNITED ARROWS(カモシタ ユナイテッドアローズ)」が第84回ピッティ・イマージネ・ウオモ賞を受賞した。アジア初の快挙。このブランドのディレクターを務めるのは、UAのクリエイティブ・ディレクターでバイヤーとして25年以上、メンズを中心に欧米のデザイナーズブランドやファクトリーブランドと関わってきた、鴨志田康人UA本部副本部長兼クリエイティブ・ディレクター。

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 UAは、「今回の受賞は、ブランドのディレクターを務める鴨志田康人のクリエイティブな才能と、コレクションの高いクオリティ、スタイルと素材を止むことなく追求する姿勢、伝統とモダンさを融合する能力を評価いただいた。『Camoshita』はもとより、当社としても栄誉ある賞をいただくにあたり、これまで携わってこられた多くの方々に心から感謝する。そして、長期ビジョン『UA VISION2022』で掲げたスローガン、『ニッポンにユナイテッドアローズあり。世界中のお客様からも注目され、愛される、お客様満足日本一のファッション小売企業を目指す』ための力強い勲章とし、目標達成に向け努力してまいりたい」とコメント。授賞式は6月18日(火)10:30AM(イタリア現地時間)から、開会式で行なわれている。

 

 鴨志田クリエイティブ・ディレクターの話。

 

 「ユナイテッドアローズのクリエイティブ・ディレクターとしてはもちろん、バイヤーとして25年余り、欧米の優秀なファッションデザイナーや、一流のファクトリーにかかわる多くの人を通して、メンズファッションの素晴らしさを学んできたことが今の自分の力になっていると思う。

 

 長い歴史を通して培われてきた彼らの美意識やモノ作りのノウハウなどはまだまだ学ぶべきことも多いが、感性の部分では、そろそろ日本人の価値観を共有してもらえる時代になってきたのではないかという感触を徐々に感じてきていた。『Camoshita』は、日本人から見たクラシックを、奇をてらうわけではなく、和を意識しすぎることもなく、日本人の私が自然体でとらえた『ジャパニーズ・クラシック』をスタイリングで構築している。

 

 【シンプルであるが、快楽的】【情熱的でいて、クール】【遊び心がありつつ、エレガンス】。

 

 テーラリングに求められるフォルムの美しさや着心地の良さを表現できる、日本が誇る素晴らしい技術をもった"MADE IN JAPAN"にこだわりながら、素材のオリジナリティとクオリティも含めて、私が考えるトラディショナルスタイルをトータルで表現したい。世界に誇れる店であり続けたいユナイテッドアローズが発信する、新しい挑戦なのだ」。

 

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