スタートトゥデイはスマホアプリを通じたファッションコーディネートサービス「ウェア(WEAR)」 のバーコードスキャン機能を4月30日で中止する。バーコードスキャン機能は、商品タグのバーコードを読み取ることで、商品情報に加え、その商品を使ったコーディネート画像などの情報にその場でアクセスできるというもの。10月31日にスタートしてから5ヵ月で200万ダウンロードを達成するなど順調に利用者が拡大していることや、店頭スタッフや一般消費者のコーディネートの投稿を中心としたSNSとしての利用が多くなったことなどから、物議を呼んでいた店頭でのタグ撮影によるバーコードスキャン機能については半年で終了することを決めた。
今後は、店頭での接客ツールとしてショップスタッフ限定の機能に仕様を変更する。今回の決定に伴い、パルコの店頭及びブランドの路面店で実施していたバーコードスキャンなどを利用したショッピング体験の実験も4月30日をもって終了する。
前澤友作・社長は、「より多くのブランドさまや商業施設さまに『ウェア』を安心してご利用いただくために、 バーコードスキャン機能を中止することといたしました。 引き続き、ファッション業界全体のマーケット拡大につながるようなインフラサービスを目指してまいります」とコメントしている。
【関連記事】
■スタートトゥデイ「WEAR」が5ヵ月で200万ダウンロード達成 鈴木えみを起用したプロモーションも奏功
■スタートトゥデイが「WEAR」の詳細を発表 約200ブランドが導入