「ミュウミュウ(MIU MIU)」は10月1日(現地時間)、パリで2025年春夏コレクションを発表した。昨今多くのトレンドを生み出す同ブランドのショー会場周辺は、昨シーズンのランウエイを再現した光景が広がる。オフィスウエア風のブレザーにマニッシュなレザージャケット、プリーツスカートやローウエストのニットスカートを着用し、足元はソックスを合わせたポインテッドトーのミュールやワークウエアブーツをスタイリング。バッグにチャームを重ね付けする装飾や、黒縁メガネ、鮮やかな色のグローブやタイツ、ハンドバッグをあえて脇に抱えて持つ仕草など、同ブランドがランウエイで披露したアイデアをそのまま取り入れた来場者が多い。
昨シーズンにランウエイモデルとして抜擢された70歳の医師“ドクター・チン“ことチン・フイラン(Qin Huilan)をはじめとする幅広い世代の“「ミュウミュウ」ガール“に加え、同ブランドのウエアを着用する男性も見られた。年齢や性別にとらわれず、着飾ることの喜びを提案するブランドのメッセージが共感を得ているようだ。ショーには、IVEのウォニョン(Wonyoung)やカミラ・カベロ(Camila Cabello)、日本からは俳優の本田翼が来場した。