「マイケル・コース」が、国際連合世界食糧計画(WFP)と、長期にわたるパートナーシップを結ぶことを発表した。WFPは現在、70カ国以上で活動し、年間9000万人に食糧を提供する世界最大の食糧支援機関で、貧困にあえぐ国々に向けて、飢餓と食糧不足を撲滅する緊急支援活動を提供している。マイケル・コースは今後、飢餓撲滅を目標に様々なキャンペーン活動やイベント、限定版チャリティー製品の発売などを組み合わせることで、数年間で数百万ドルの資金調達を目指す。
1月には「マイケル・コース」のSNSを通じて、公共広告をリリース。ファッションや映画、音楽業界の著名人が登場し飢餓への意識高揚を訴える。3月には2種類のユニセックスの時計“ウォッチ・ハンガー・ストップ”を発表する。1つ売り上げるごとに、WFP経由で100人の子供たちに食糧が提供する。日本では5月に発売予定。また、メールによる募金も開始いたした。
「飢餓撲滅と戦うWFPの世界食糧計画に参加できることを本当に誇りに思う」とマイケル・コース。「私は世界中を旅し、新しい文化や人々に出会う素晴らしい幸運に恵まれてきた。私が学んだことがひとつあるなら、世界中の何百万という人々が毎日食べる食糧に事欠き、苦しんでいるということ。私はこの世界的な惨事に対して、私の声と努力を提供したい」と言う。