ファッション

青山商事がバルスの「WTW」を買収 雑貨・インテリア事業に参入

 青山商事は1日、バルスの雑貨・インテリア事業「WTW(ダブルティー)」を買収したと発表した。「WTW」は「フランフラン」で知られるバルスが2011年2月に立ち上げた業態で、サーフライフスタイルをテーマにした雑貨・インテリアの店舗を東京・青山や二子玉川など5カ所で運営している。バルスは同事業の継承を目的とした株式会社WTWを2月1日付で設立。青山商事はWTWの全株式を取得する。

 青山商事は屋台骨であるスーツ事業が長期的に縮小基調にあるため、新規事業の開発やM&Aを積極的に進めている。日鉄住金物産との合弁会社で拡大戦略をとる「アメリカンイーグル」、昨年12月に買収した靴修理店「ミスターミニット」に続き、今回、雑貨・インテリアにも本格参入する。同社が全国に張り巡らす店舗開発のネットワークを活用し、多店舗化を図る。

 一方のバルスは、年内で「バルストウキョウ」「アジト」「ジェイピリオド」の3業態を終了することを先月発表していた。経営資源を主力の「フランフラン」に集中させる。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。