ファッション

【スナップ】パリコレ来場者のスタイリングからひも解く2025年春夏のトレンド5選 

9月23日〜10月1日(現地時間)、2025年春夏パリ・ファッション・ウイーク(以下、パリコレ)が開催された。悪天候に見舞われたものの、世界中から集まった来場者たちは雨にも負けず、風にも負けず、思い思いのスタイリングでファッション愛を表現していた。ここでは個性豊かな来場者スナップから、2025年春夏のファッショントレンドを解説していく。

カラフルなスタイルミックス

ファッション・ウイーク中は、いくつもの会場をはしごする来場者も多い。そんな彼らは、複数のコレクション要素をミックスし、ルックを完成させていた。フェザー×レザー、スエット×コート、キャップ×スーツなど、ルールにとらわれない自由なスタイリングがカギ。

ブルドワール・スタイル(フランス語で婦人の寝室)

2023年春夏コレクション頃から根強い人気を獲得しているブルドワール・スタイルが、今季も人気のようだ。ブルドワール・スタイルとは、その名の通り、ランジェリーやネグリジェを彷ふつとさせるスタイルのこと。インナーウエアをあえて見せたり、レースやシアー素材をレイヤーして作る、気負わない肌見せがポイントだ。

やっぱり頼りになるトレンチコート

英国陸軍のレインコートが起源のトレンチコートは、不安定な気候のパリコレで来場者の強い味方だった。カーキやオリーブカラーがメーンストリームの中、一際目を引くビニール素材の個性派トレンチをまとった来場者の姿もキャッチ。

ゴージャスにも振れるファーやシアリング素材

ハットやスカート、コートにまで、カラフルなファーを取り入れた来場者が多く見られた。腰に付けたり、頭から足元まで覆ったりと、サイズ次第でスタイリングの雰囲気をコントロールできるのもこの素材の魅力だ。

さまざまなスタイルをカバーするオールブラック

オールブラック・ルックはいつだってファッション・ウイークの定番だ。パリコレでもゴス系スタイルからパンク、レディなスタイルまで、ファッションラバーたちの幅広いスタイリングを観測した。実は自由度の高いオールブラック・ルックの人気は、2025年春夏も続いていくようだ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。