ビューティ

花王「セグレタ」がリブランディング ハイプレミアムシリーズ追加で“ラグジュアリー”なブランドとして育成

花王は今秋、エイジングケアブランド「セグレタ(SEGRETA)」をリブランディングする。新たなコンセプト“髪のコアから美しく”を掲げ、新たにハイプレミアムシリーズ“セグレタ プレミア”を追加。10月26日に販売を開始する。また、既存のベーシックシリーズはパッケージを刷新するとともに、洗い流さないトリートメント2種を10月19日に発売する。

「セグレタ」は、髪のエイジングケア研究の知見を生かしたヘアケアブランドとして2007年に誕生した。花王は、ヘアケアで1400円以上のハイプレミアム市場の拡大に着目。同社によると、年齢による髪の変化を感じる世代はハイプレミアム商品を支持するユーザーが多く、商品機能に加え、「洗練された贅沢感」を感じる世界観やパッケージを重視する傾向があるという。それを踏まえ、今回「セグレタ」をリブランディングし、機能美を追求したラグジュアリー感のあるブランドへと育成する。

“セグレタ プレミア”は、「髪に贅を尽くす」のコンセプトのもと、花王における先端技術と成分とともに、デザインや手触り、香りなどの使い心地にこだわったシリーズだ。10月26日からウエルシアグループ、ウエルシアドットコム、花王の公式オンラインショップで先行発売し、順次拡大する。

“セグレタ プレミア 凝縮美容液シャンプー”(200mL、2420円/詰め替え用は150mL、1650円※編集部調べ、以下同)は、シャンプー内のラメラ層に成分を蓄える“ビューティストック技術”を採用し、セグレタシャンプー史上多量の美容液成分を配合した。髪に塗り広げ、髪全体を包み込む“美容液ラッピング洗い”をすることでクリーム泡へ変化し、髪に成分を届けながら洗い上げる。

“セグレタ プレミア 質感変化トリートメント”(200g、2420円※同)は、濃厚なテクスチャーで豊かな美容液成分が髪の深層まで浸透する。“疑似キューティクルコーティング技術”を採用し、髪表面の損傷部分を集中的に補修することで、うねりを抑えて滑らかな手触りに導く。天然由来成分99%の洗い流さないトリートメント“セグレタ プレミア 高濃度美容液オイル”(50mL、2420円※同)と“セグレタ プレミア 艶ときデタングルブラシ”(4400円※同)をそろえる。香りはシリーズ共通で、ジャパニーズ・ローズの華やかな香りを主役にゼラニウムやイランイランなどをブレンドし、奥行きを感じる香りに仕上げた。

ベーシックシリーズのシャンプーとコンディショナーは価格と内容量は据え置きで、洗練された贅沢感を感じるパッケージデザインに刷新。上質感がありながら日常使いができるシリーズを目指した。新たにラインアップする洗い流さないトリートメントは、“セグレタ シアーコート ヘアミスト”(170mL、1430円※同)“セグレタ スムースフィット ヘアオイル”(60mL、1540円※同)。両方とも重くならない軽やかな使用感で大人の髪に適するアイテムだ。

花王は、ヘアケアブランドのフォーメーションを人間の本質的な感情ニーズに基づき再編。新ブランドの立ち上げと既存ブランド強化の両輪で事業変革を進めている。

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