アメアスポーツジャパンが運営する「サロモン(SALOMON)」は11月8日、2020年にオープンした「サロモンストア 東京 渋谷」を、路地を挟んだ向かいに移転拡大オープンする。新店は地上1階(売り場面積約113平方メートル)、2階(同126平方メートル)の2フロア構成で、広さは移転前の約2倍になる。移転リニューアル記念して、6日には近隣のトランクホテルでパーティー“TRAIL DISCO”も開催する。
新店1階はランニング、アウトドアフットウエアを中心としたパフォーマンス製品、2階はファッションカテゴリーに相当するスポーツスタイルのフットウエアをそろえる。全面ガラス張りのファサードには大型のデジタルサイネージを配置。シーズンに応じたブランドのビジュアルを投影し、世界観を発信する。
新宿ルミネ2で長期ポップアップも開催
移転リニューアルを記念し、日本未展開だったシューズ“XA PRO 3D LA YAUTE”(1万9800円)を数量限定で販売する。また、ブランドのメンバーシッププログラム「S/PLUS」登録者にはノベルティーをプレゼントする。6日に開催するパーティーは入場無料で、DJコレクティブFULLHOUSEのSAMOらが音楽を担当する。
「サロモンストア 東京 渋谷」の旧店(売り場面積107平方メートル)は、スポーツスタイルカテゴリーを扱う世界初の直営店として20年2月に地上1階、地下1階の2層でオープンしていた。「サロモン」は現在、渋谷以外では新宿ルミネ2(長期ポップアップ)、東京・高尾、大阪・心斎橋、ルクア大阪、札幌に直営店を構えている。アメアスポーツジャパンとしては11月に、新宿に「アークテリクス(ARC’TERYX)」の国内最大規模の店舗も開業を予定している。
24年12月期予想も上方修正済み
アメアスポーツは、8月に発表したグローバルでの4〜6月期業績について、「『サロモン』のソフトグッズ、特にシューズが1〜3月期に続けて2ケタの伸び」とコメント。「並外れた成長と収益性を維持し、中国でトップクラスの成長性」という「アークテリクス」と共に、「サロモン」のシューズが同社の成長をけん引している。国内でも、新宿ルミネ2の長期ポップアップは絶好調との声が出ている。1〜6月期の好業績を受け、同社は24年12月期の業績予想も上方修正済み。