ペリカン石鹸はこのほど、石けんで身体を洗いながら行う“胸のセルフチェック”を広める啓蒙活動をスタートした。活動の一環として、胸のセルフチェック用パッド“セルフチェック用パッドナデテ”(2750円)を10月1日に発売。同日から、同商品とバストケア石けんを組み合わせた限定セット“胸のセルフチェックサポートセット”(3080円)の販売を開始した。
同社は1947年の創業以来、豊富な石鹸のラインアップで年齢や環境の変化によるさまざまな肌悩みに寄り添ってきた。今回は、美容面だけでなく健康面に着目。胸のセルフチェックを促進し、違和感を覚えたら乳腺科の受診につなげることを目標とする。
セルフチェックの目的は、乳がんの早期発見だ。乳がんは日本人女性の約9人に1人がかかると言われ、特に30代後半から発症率が増加し、40歳以上の世代で多く発見されている。一方で、「自分で見つけることができる唯一のがん」と言われており、早期発見であれば90%が治るとされている。そのため、日頃から胸の状態に関心を持ち、セルフチェックや定期検診を受けることが重要だが、しこりの感触を分からない人もいるという。
“セルフチェック用パッドナデテ”とセルフチェック
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そこで、より多くの人がセルフチェックに取り組めるよう、福間英祐・亀田総合病院乳腺科主任部長が監修した胸のしこりの感触を再現した“セルフチェック用パッドナデテ”を開発した。パッドには3種のしこりパーツを内蔵し、上から押したり撫でたりすることで感触を確かめることができる。気軽に購入、使用できるよう、市場にある触診モデルに比べて低い価格と家庭で使いやすいデザインに調整。胸に泡を付け、滑りを良くした状態でのセルフチェックが推奨されていることから、お風呂場でも使えるようにサイズ感や素材、色、形にこだわった。しこりの感触を知る機会を提供し、“洗うついで”のセルフチェックの習慣化を目指す。
限定セット
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限定セット“胸のセルフチェックサポートセット”(3080円)は、“セルフチェック用パッドナデテ”にバストケア石けん“愛されおっぱい”を組み合わせたセット。2020年に発売したバストケア石けん“愛されおっぱい”は、バストに最適な形状が特徴で直洗いと泡洗いの2通りで使用でき、黒ずみやザラつきを洗い流す。今回の活動に合わせ、名称を“おっぱい想いの石鹸”にリニューアルする。