ファッション

シーケンシャル ブランズ グループが 「ジョーズ」を79億円で買収

 米シーケンシャル ブランズ グループ(SEQUENTIAL BRANDS GROUP)(以下、シーケンシャル)が9月8日、ジョーズ ジーンズ社(JOE'S JEANS INC.)からアメリカのカジュアルブランド「ジョーズ(JOE'S)」を約6700万ドル(約79億7300万円)で買収した。また、同社は「ジョーズ」に関し、香港のグローバル ブランズ グループ ホールディング(GLOBAL BRANDS HOLDING)(以下、グローバル ブランズ)と長期ライセンス契約を結んだ。

 グローバル ブランズは「ジョーズ」のメンズウエアやウィメンズウエアなどの商品のデザインや生産、流通を手掛ける。一方、シーケンシャルはグローバルマーケティング戦略を担当する。ブランドの創設者であるジョー・ダーハンは引き続きクリエイティブ・ディレクターとして、商品デザインやブランドのマーケティング戦略をリードする。新体制の下の「ジョーズ」のファーストコレクションは2016年春夏を予定している。

 シーケンシャルはブランドのライセンス契約を多く担い、プロモーションやマーケティングを行っており、「ジェシカ シンプソン」や「エレン トレーシー」などを扱う。グローバル ブランズもアパレルやフットウエア、ファッションアクセサリーなどのアパレル企業のデザインや生産を行っている企業で、「トミー ヒルフィガー」や「カルバン クライン」などを手掛けている。「ジョーズ」は01年にスタートしたカジュアルブランドで、ウエアだけでなくアクセサリーやフットウエアまで展開している。世界中に店舗を構えており、日本では東レ・ディプロモードが手掛けている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。