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デヴィ夫人とひょうろくが初対面 カシオのAIペット“モフリン”新製品発表会で

カシオ計算機は11月7日、手のひらサイズのAIペットロボット“モフリン(Moflin)”(全2色、各5万9400円)を公式ECサイトや一般家電量販店で発売する。これを記念し、10日には新製品発表会を開催。愛犬家としても知られているデヴィ夫人ことデヴィ・スカルノと、お笑い芸人のひょうろくが登場した。

デヴィ夫人は「ロボットとは思えない」と高評価

デヴィ夫人は“モフリン”を抱きながら登場。「鳴き声や動き、ロボットとは思えないですね。『もっと撫でて』と言われているような気がして、まるで生きているようです」と評価した。ひょうろくは「得体の知れないというか、生々しいというか……かわいいです」と述べ、不思議なコメントで笑いを誘った。

今回の会見が初対面だったという2人だが、デヴィ夫人はひょうろくに対し「癒し系ですね。ハゲに弱い(苦手な)ので、耳のカチューシャが付いていて良かったです」とコメント。会場に笑いが巻き起こった。

後半は“モフリン”とひょうろくが、デヴィ夫人の癒やしのパートナーの座を巡り、3番勝負を実施。鳴き声、癒しのポーズ、癒しのエピソードをそれぞれが披露し、判定は“モフリン”の勝利。「これは小さなお子さんも夢中になると思うし、見せびらかしたくなってしまう」とデヴィ夫人はアピールした。

“モフリン”の特徴

“モフリン”の特徴は3つで、ひとつは日々の接し方で「甘えん坊」「シャイ」などの性格が形成すること。2つ目は良く話しかける人の声を覚えて認識すること。3つ目はその人の好みの仕草や表現を習得すること。触り続けたくなるモフモフな毛並みも特徴で、カラーはシルバーとゴールドの2色。

なぜ今AIペットなのか

“モフリン”誕生の背景は、メンタルウェルネスの重要性が社会課題として注目されている点と、コロナ以降、世界中でペットのニーズが急速に高まっているためだという。河村義裕 NBセンター モフリン担当部長は「昨今、多様化やパーソナライゼーションが広まってきていることから、今後は個を大切にする傾向がより一層高まると予想する。学校や職場などで蓄積していく日常のモヤモヤに対して、その都度自分自身で乗り越えるメンタルレジリエンスを鍛えるため“モフリン”を開発した。今後は、社会的にも注目を集めているメンタルレジリエンス領域の事業展開を促進する」と語った。

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