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ラグ & ボーン創設者のデヴィッド・ネヴィルが CEOを退任

 デヴィッド・ネヴィル(David Neville)=ラグ & ボーン(RAG & BONE) デザイナー兼共同創設者が最高経営責任者(CEO)を退任し、今後は共にCEOを務めていたマーカス・ウェインライト(Marcus Wainwright)=デザイナー兼共同創設者が単独で CEOの業務に当たる。ネヴィルは引き続き同社の株式を所有し、取締役会にも在籍。同氏が担っていた業務の多くは今後、トリー バーチ(TORY BURCH)から入社したリディア・フォーストマン (Lydia Forstmann)=チーフ・ コマーシャル・ オフィサーが引き継ぐようだ。

 また、ネヴィルは退任してもブランドには今まで通り専念するという。ウェインライト CEOは「今回の決断は、デヴィッドと長い間計画してきたことだ。彼は今後新しいビジネスの開拓に注力する。これからもデザインを含めブランドのクリエイションに携わり、何も変わることはない」と語る。また、両氏の間に仲たがいがあったわけではないと主張した。「デヴィッドはCFDA /ヴォーグファッション基金アワードを通して、新人デザイナーと一緒に働くことが好きで、今後も次世代デザイナーの支援をしていきたいと話している」。

 同社は、業績が順調に伸びており、2016年度、過去最高の業績を記録するとみられている。数年以内に上場の可能性もある。

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