良品計画の子会社である無印良品(上海)商業有限公司は12月12日、中国の四川省成都市にグローバル旗艦店「無印良品成都太古里」をオープンする。中国では117店目の出店だ。場所は繁華街近くの史跡である大慈寺を中心にしたショッピングモールの一角で、地下1?地上3階の4フロア構成。売り場面積は、海外店の中で最大の約2340平方メートル。中国初上陸となる「カフェ&ミール MUJI」および、良品計画の子会社ニューイデーが手がけるインテリアショップ「イデー(IDEE)」の売り場を併設する。
同店では、日本で研修を行ったインテリアアドバイザー6人と、ウエアのコーディネートを提案するスタイリングアドバイザー4人が来店客の相談に対応する。無印良品のコンセプトである「感じ良いくらし」を、商品や売り場だけでなく接客でも表現する狙いだ。また、同店限定で中国伝統の家具「明」シリーズ、限定サイズのソファを販売するほか、オーダーカーテンや自転車、ワインなどの商品を中国の店舗で初めて本格導入する。