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プロエンザ スクーラーに新CEO ECなどデジタル分野の経験が豊富

プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)は、ケイ・ホン(Kay Hong)最高経営責任者(CEO)の退任を発表した。これに伴い、後任として社外からラグジュアリーおよびデジタル分野の経験が豊富なシーラ・スヴェイケ・スナイダー(Shira Suveyke Snyder)を迎えた。

スナイダー新CEOは、ラグジュアリーとファッション分野で20年以上のキャリアを持っている。アパレルECのショップボップ(SHOPBOP)やラグジュアリーEC大手ユークス ネッタポルテ グループ(YOOX NET-A-PORTER GROUP以下、YNAP)で要職を務めたほか、YNAPが運営するディスカウントEC「アウトネット(THE OUTNET)」の設立メンバーでもあるなど、デジタル分野での経験も豊富だ。直近では、ラグジュアリーブランドに投資している投資会社でコンサルタントおよびアドバイザーを務めていた。

ホン前CEOは、アパレルや食品関連の小売業界における経験が豊富で、事業再建のエキスパートとして知られている。プロエンザ スクーラーには、共同創業者兼クリエイティブ・ディレクターであるジャック・マッコロー(Jack McCollough)とラザロ・ヘルナンデス(Lazaro Hernandez)が、当時ブランドを保有していたプライベート・エクイティーなどから全株式を買い戻した2018年11月に加わった。なお、ホン前CEOは退任後も取締役会のメンバーとして残留する。

創業デザイナーデュオのコメント

マッコローおよびヘルナンデス共同創業者兼クリエイティブ・ディレクターは、「シーラは私たちのビジョンを直感的に理解してくれる優れたリーダーで、豊富な業界経験と情熱を持ってブランドを次の段階へと導いてくれるだろう。また、過去6年にわたってブランドの土台をしっかり築いてくれたケイに深く感謝している」とコメントした。

プロエンザ スクーラーは、02年にニューヨークで設立。今後は実店舗と共にECを強化し、さらなる成長を目指すという。

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