ファッション
連載 エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY 第150回

デザイナーの活躍期間は、7、8年!?

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2025年春夏コレクションを取材したミラノ&パリ出張の最終日は、エディ・スリマン(Hedi Slimane)=アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターの「セリーヌ(CELINE)」退任の記事作りに追われました。そして先週末は下の記事の通り、キム・ジョーンズ(Kim Jones)=アーティスティック・ディレクターが「フェンディ(FENDI)」を退任です。「フェンディ」の後任には、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)がウワサされており、おそらく遠くない将来、発表があることでしょう。

冒頭で紹介したエディは、「セリーヌ」のトップを7年務めました。「7年」と言われて思い浮かぶのは、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」に移籍したアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)の「グッチ(GUCCI)」におけるトップの在任年数。こちらも7年でした。ちなみに「フェンディ」の後任と目されるピエールパオロは、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)が「ディオール(DIOR)」に移籍した後8年間、一人でトップのポジションを務め上げました。こう考えると、トップデザイナーの任期は、7、8年が一般的で、この時期を超えられるか?否か?が一つのポイントになるのかもしれません。

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