「マリークヮント(MARY QUANT)」は1月10日、ブランド誕生70周年を記念した限定デザインの商品を発売する(全3品、1980〜4950円)。同ブランドのスキンケアの中で人気No.1(「マリークヮント」調べ)のクレンジングと洗顔のハーフサイズセット(4950円)、ロングセラーの唇用美容液“リップ バウンサー”(7g、1980円)の限定の香り、ベースメイクの代表格“ルース フェイス パウダー”(全2色、各5g、各3850円)の限定色をラインアップする。パッケージは、エアメールや、ブランド誕生の地であるロンドンを代表するモチーフをデザインした。
“クレンジング&ウォッシュ ハーフサイズ セット”に含む“クレンジング マッサージ クリーム”(75g)は、潤いを守りながら、メイクや汚れを浮き上がらせるクリームタイプのクレンジング。天然由来成分を約99%配合した。同セットに含む“リバイタライズ ウォッシュ”(60g)は、コクのあるクリーミーな泡立ちで、しっとりした洗い上がりが特徴の洗顔料。いずれも、敏感肌でも使える低刺激処方だ。
“リップバウンサー”は、1本でリップケアとリップベースの役割を果たす唇用美容液。爽やかで甘酸っぱいブラムリー アップル(青リンゴ)の香りを採用した。“ルース フェイス パウダー”は、オイルインパウダーが長時間潤いを与え、明るく透明感のある肌を演出する。血色の良い肌をかなえるライトピンクと、明るくくすみのない印象に導くパープルをそろえる。
「マリークヮント」とは
「マリークヮント」は、デザイナーのマリー・クヮント(Mary Quant)と後の夫アレキサンダー・プランケット・グリーン(Alexander Plunket Greene)が友人と共に、1955年にチェルシーのキングスロードに開店したブティック「バザー(BAZAAR)」が始まり。古いルールや既成概念に縛られないデザインで、“スインギングロンドン”と呼ばれるカルチャームーブメントをけん引した。また50年代に発表したミニスカートは世界的なブームとなり、女性の社会進出の象徴とも捉えられるようになった。
66年、頭からつま先までトータルコーディネートしたいという考えから化粧品事業にも着手。70年に化粧品の日本における独占販売契約が成立し、マリークヮント コスメチックス ジャパンを設立した。93年に化粧品の全世界の権利を取得し、2011年に現在のマリークヮント コスメチックスを設立。「自由に 自分らしく」というマリーのスピリッツを、ブランドの商品やサービスを通じて受け継いでいる。
ブランドのアイコンである黒いデイジーは、若かりし頃のマリーの落書きから偶然生まれたもの。マリーがもたらした「自由」と、既成概念を打ち破り「独創性」を表現する「マリークヮント」を象徴する。