アートフォトにおけるアジアでのプラットフォームを目指す、文化庁推進プロジェクト「T3(ティースリー)」が、10月19日から21日までの3日間、初の作品の展示販売を行うフェア「T3 PHOTO ASIA」を東京ミッドタウン八重洲で開催する。
「T3」は、フェスティバル、フェア、育成事業からなる包括的な写真プロジェクトで、本年は、東京という都市を舞台に、アーティストに国際的な作品発表と制作の場を提供する写真祭「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」(フェスティバル)に加え、国内外の14のギャラリーが一堂に会し、厳選した作品を展示販売する「T3 PHOTO ASIA」(フェア)を開催する。また、新たな才能を育てていくためのプログラム「T3 NEW TALENT」(育成事業)を追加し、規模を拡大して実施する。
初となる「T3 PHOTO ASIA」は、国内外で活躍する14のギャラリーが一堂に会し、厳選した作品を展示・販売する。国際的に評価を受ける日本の戦後写真や、 新進気鋭の写真家の作品などが出品されるほか、新しい写真表現を探求するアジア人女性アーティストを紹介する「Discover New Asia」、戦後アジアの写真家によるオリジナルのビンテージプリント「Masters」を詳細する特別展も同時開催する。
また、「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」(フェスティバル)は10月5日から27日まで東京・八重洲、日本橋、京橋エリアの屋内、屋外会場で開催されている。