ビューティ

「サロン ド パルファン 2024」が開幕 内覧会で見つけたブレイクしそうな目玉ブランド3選 Vol.2

「サロン ド パルファン 2024(SALON DE PARFUM2024以下、サロパ)」が伊勢丹新宿本店本館6階とメンズ館1階で開催中だ。今年12回目を迎えた祭典のテーマは「本能」。60以上のブランドをそろえ、日本初上陸の香りや限定商品を販売する。香水好きはもちろんのこと、“自分だけの”ブランドや香りに出合いたいという人には絶好のイベント。ここでは、内覧会で見つけた注目のブランドを紹介する。

視覚を香りで表現する香港発「トバ パルファム」

日本初上陸の香港発「トバ パルファム(TOBBA PARFUM)」は、相反する要素をバランスさせたユニークな香りを提案するブランド。洗練された香りとミニマルなボトルデザインがヨーロッパで話題になっている。元画家のジャスパー・リーは絵ではなく香りでビジョンを表現したいと調香師の道へ。バンコクの調香学校でレーンクロフォードのバイヤーだったエイドリアン・ユーに出合いブランドを設立した。2人の感性が融合したジェンダーレスで複雑な香りは、これからブレイクしそうだ。

リトアニア発「ファム パルファン」国民的有名人が手掛ける希少性の高い香り

「ファム パルファン(FUMparFUM)」は、11年にリトアニアで設立された。創業者のアイスティス・ミツカビツィオスはリトアニアの超有名人。アーテイストや俳優、映画監督として活躍する側で、同ブランドの調香も手掛けているそうだ。多彩な彼のキャリアに紐付き、ネーミングも“ドラマ・クイーン”などユーモアたっぷり。メード・イン・リトアニアで一定量しか生産されないため、非常に希少性の高いブランドだという。

何種類にも変化する不思議な香り「ゴダブリュウイチエイチ」

「ゴダブリュウイチエイチ(5W1H)」は、調香師の中田真由美による五行説が着想源のフレグランスブランド。草むらやサンショウ、お茶など、誰もが嗅いだことのある懐かしい香りを10種類そろえた。1つの香りでアコードが何種類にも変化する独特な調香で仕上げたフレグランスは、自分の個性を表現するのにぴったりだ。

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