銀座のファッションイベント「ギンザファッションウィーク(GFW)」が3月16日に開幕した。同イベントは5年目・第10回を迎え、3月29日まで松屋銀座、三越銀座店、プランタン銀座、銀座・和光で開催される。オープニングセレモニーがプランタン銀座の正面玄関で行われた。4店舗が提案するコーディネートを身にまとったモデルたちが登場しセレモニーがスタート。各店とも桜など花をテーマにした春らしい装いを披露した。今回、同イベントは銀座の象徴である歌舞伎をクローズアップしている。3月歌舞伎座から襲名披露を行う5代目中村雀右衛門がセレモニーに登壇し、「ファッションも歌舞伎も伝統を守りつつ、新しい風を取り入れることが重要だ」と話した。また、チャリティー企画として、市川染五郎が監修した桜色の歌舞伎フェイスパック"SAKURA"(500円)を6000個限定で販売する。売り上げの収益は全額、東日本大震災被災地の子どもたちを支援する一般財団法人児童健全育成推進財団に寄付される。さらに同イベントに参加しているハースト婦人画報社4誌の十河ひろ美「ヴァンサンカン(25ans)」編集長、塚本香「ハーパース バザー(Harper's BAZAAR)」編集長、出口由美「婦人画報」編集長、「エル・ジャポン(ELLE JAPON)」から坂井佳奈子「エル・ガール(ELLE Girl)」編集長も登場した。セレモニーの最後には、登壇者たちが鏡開きを行い、イベントの開幕を祝った。