マークスタイラーが手掛ける「ムルーア(MURUA)」は3月7日、渋谷109店を5階にオープンする。同店は2月24日に閉店したマルイジャム渋谷店からの移転になり、渋谷109を訪れる幅広いターゲット層や「ムルーア」が新しく掲げるエイジレスに生きる20代女性に向けたコンセプトストアになる。既存店とは違い、広々とした店内は黒ではなく、白を基調にしている。天井から伸びるハンガーラックなどの什器は同じ細さの黒いトリムで描いたり、レジカウンターなどの棚は木彫のデザインを使ったり、シンプルでモダンな空間にコントラストをプラスする。また中央には、初の試みとして、セレクトした生活雑貨も販売する。
荻原桃子クリエイティブ・ディレクターは、「昔はよく通っていた渋谷109だが、今は20〜30代の客層や海外からの観光客も多く、より今提案したい『ムルーア』の世界観を改めて理解してくれるのではないかと思う。渋谷の新たな地で、『ムルーア』を発信していきたい」と話す。
オープンの7日は、"109"個限定の2色トートバッグを各"109"円で販売する。それぞれには、荻原クリエイティブ・ディレクターが自ら、シリアルナンバーをペイント。当日は、彼女も一日来店するという。