11月21日にグランドオープンした阪急うめだ本店・9階の阪急うめだホールでは、「エルメス」の職人10人が来日して、アトリエを再現する「フェスティバル・デ・メティエ」を開催中だ(11月26日まで)。レザーバッグや鞍、オーダーシャツの製作工程、カレのプリント、シルクのエッチング、ムーブメントの設置(時計)、ダイヤモンドのセッティング(ジュエリー)、灰皿の絵付けと、エルメス・グループのクリスタル工房、サンルイの金彩装飾などが見られる。職人の細かな手仕事を間近で見られるほか、各職人に通訳がついており、工程について詳しい話も聞ける。写真は鞍の職人。鞍には創業当初からナンバリングを施していりるそうで、1909年の受注リストのコピーも見せてくれた。