米ロサンゼルス発スポーツウエアブランドの「アロー・ヨガ(ALO YOGA)」は10月17日、BTSのジン(JIN)をグローバルアンバサダーに任命した。発表から24時間で360万ドル(約5億5000万円)のメディアインパクトバリュー(以下、MIV)を記録したことが分かった。
ジンはインスタグラムに、同ブランドのブラックのキャップ、ホワイトのロングスリーブシャツ、ブラックのTシャツ、パンツを着用した写真を投稿し、「『アロー・ヨガ』の一員になることができて嬉しい。『アロー・ヨガ』の大きなことがもうすぐ韓国にやってきます」と興奮を表現した。この投稿では120万ドル(約1億8360万円)のMIVを創出した。
「アロー・ヨガ」の理念と共鳴
ジンは、「『アロー・ヨガ』の本当に好きなところは、僕がとても大切にしている心身の健康について重要視しながら、快適さ、スタイル、そして目的をエフォートレスに融合するところです。何を着るかということだけでなく、どのように感じ、どのように現在に意識を向けるかというブランドのマインドフルな動きに対するアプローチには本当に共感します。『アロー・ヨガ』は、運動するときにも、リハーサルをするときにも、ただリラックスするときにも僕が自由に動けるアイテムを作り出します。そして、スポーツウエアとしてもデイリーウエアとしても着用できるデザインは、日常のさまざまな場面に簡単に移行できるようにしてくれます」と述べた。
また、「『アロー・ヨガ』は、洋服だけではありません。自身の心身に気を遣う者として、ブランドと共に、人々に意志を持って活動し、目的を持って生きることをエンカレッジするのはとても有意義なことだと感じます。僕にとっては、充実した生活を送り、地に足をつけ、現在を意識することを信じるコミュニティーとつながるチャンスでもあります。これは、僕自身の生活と音楽において僕が心がけていることなのです」と今回のパートナーシップがジンにとっても大きな意味があることを強調した。
サマー・ナチェヴィチ(Summer Nacewicz)マーケティング&クリエイティブ・ヴァイス・プレジデントは、「ジンとのパートナーシップは、世界規模で心身の健康を促進させるというブランドのビジョンに合致している」と述べた。また、「ジンは私たちとコラボするにあたり、とてもオープンで誠実だった。韓国と世界中のジンのファンに私たちが作り上げるものに共鳴してほしい」とコメントし、ファンがこれまで見たことがないようなジンの新しい側面を見せたいと付け加えた。
同ブランドは、2025年春、韓国・ソウルに初の旗艦店のオープンを予定している。
MIVとは、データテクノロジー企業ローンチメトリックスが開発した、メディア掲載などに金銭的価値を割り当て、ブランドがメディア露出による影響力を測るための指標のこと。