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京都発「履物関づか」が壊れかけの産業に新風　「マメ」や「アーツ＆サイエンス」と協業するまで

公開：

文・ コントリビューティング・エディター 廣田悠子

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「マメ クロゴウチ」の2022-23年コレクションでコラボレーションした履物。ロング足袋と合わせて提案した。「20人の抽選オーダー会で80人の応募があった。足袋と草履セットで約20万円くらいしたが来てくれた方は全員購入してくれた」と関塚
マメ クロゴウチ」の2022-23年コレクションでコラボレーションした履物
「マメ クロゴウチ」の2023年春夏コレクションではEVAソールで提案　4万2900円（完売）
「マメ クロゴウチ」の2023年春夏コレクションではEVAソールで提案　4万2900円（完売）
「マメ クロゴウチ」の2023年春夏コレクションではEVAソールで提案　4万2900円（完売）
「マメ クロゴウチ」の2023年春夏コレクションではEVAソールで提案　4万2900円（完売）
ギャラリーにそばとパンを食べることができる飲食店をギャラリーに作ったことも。古い家具でしつらえた古い喫茶店のような雰囲気。京都の作り立ち食いソバ「すば」と金沢のパン屋「ニオール」が出展した。「裏目的は近所へのご挨拶。（コロナ禍に店を始めて）ちゃんと挨拶ができていなかったら近所に住む方にビラを配り、気軽に来ていただければと考えた。近所に住む建築家やアーティストが来てくれた」と関塚
ギャラリーにそばとパンを食べることができる飲食店をギャラリーに作ったことも。古い家具でしつらえた古い喫茶店のような雰囲気。京都の作り立ち食いソバ「すば」と金沢のパン屋「ニオール」が出展した。「裏目的は近所へのご挨拶。（コロナ禍に店を始めて）ちゃんと挨拶ができていなかったら近所に住む方にビラを配り、気軽に来ていただければと考えた。近所に住む建築家やアーティストが来てくれた」と関塚

「和装に合わせる履物としてのモノ作りはしない」――「履物関づか（はきものせきづか）」の関塚真司代表は履物のデザインを手掛け、鼻緒を挿（す）げる職人でもある。彼の言葉通り客層の約半分が洋服に合わせるために履物を購入し、興味深いのはその多くが若い世代である点だ。オーダーメイドで作る履物は、伝統工芸品でありながら現代的で洗練された印象で、和装の履物の域を超えて「マメ クロゴウチ（MAME KUROGOU…

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