ファッション

阪急うめだ本店が大規模改装を実施 第1弾としてバッグ売り場を11月3日にリニューアルオープン

 阪急阪神百貨店は、阪急うめだ本店の大規模改装を行う。これまでの年齢軸とグレード(購買力)で分類していたフロア構成から、年齢にとらわれない「グレード×アティチュード(ファッションスタイルの趣向性)」という考え方に基づき、「一流本物」「上質洗練」「リアルコンテンポラリー」「モード」「エントリー」をキーワードにした売り場に刷新。今秋、来春、来秋の3段階に分けて、1階から6階までをリニューアルする。

 その第1弾として、1、2階のバッグ売り場を「バッグギャラリーズ」として11月3日にリニューアルオープンする。日本初の「クリスチャン ルブタン」のバッグコーナーを設ける他、デザイナーズブランドを集積した自主編集売り場を新設。これまで3階のインターナショナルデザイナーズの売り場で婦人服と一緒に販売していたバッグや革小物を1階に移し、バッグ売り場においてもモードを強化するとともに品ぞろえを拡大する。自主編集売り場に並ぶのは、「アレキサンダー ワン」「プロエンザ スクーラー」「ケンゾー」「スリーワン フィリップ リム」「ジェローム ドレフュス」「マルベリー」など。ニーズの高い10万円台のバッグを中心にそろえる。また、ラグジュアリー・ブランドのバッグや革小物を取り扱う売り場スペースも設け、「セリーヌ」と「ヴァレンティノ」のコーナーを構える他、これまで2階にあった「フェンディ」と「ロエベ」を1階に移す。さらに、ブランドの垣根を取り払ったアイテム別の編集売り場には、「マルニ×ポーター」を新規導入。2階には「サルヴァトーレ フェラガモ」と「ジミー チュウ」のバッグ専門のショップをオープンする。リニューアルにより、バッグ売り場の面積は約20%拡大し、1520平方メートル(460坪)になる。改装後1年間の売り上げは120億円を目指す。

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