ビューティ

コスメキッチンが香りのPBブランド「セルフリフレクション」を始動 新規層へのアプローチ強化

マッシュビューティーラボの「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」は11月22日、香りのプライベートブランド(PB)「セルフリフレクション(SELF REFLECTION)」を始動する。「コスメキッチン」店舗で扱うほか、近い将来ファッションのセレクトショップでの取り扱いも視野に入れる。

ブランド名の「セルフリフレクション」は、日本語で「自己を顧みる」という意味で、夜を舞台に自分と向き合う時間に寄り添うことをテーマにしたフレグランスブランドだ。商品ラインアップは “ザ フレグランス”(4種、50mL、各3300円)、 “ザ フレグランスオイル”(4種、15mL、各3960円)、“ザ ハンドクリーム”(4種、50g、各1980円)。精油と植物性オイルを使用した天然香料100%の香りで、肌への安全性を考慮して自然由来指数95%以上でアルコールフリーの処方とした。

“ザ フレグランス”は水をベースに植物性オイルをブレンドした水性フレグランス。ミストタイプで全身に使用できる。“ザ フレグランスオイル”は、ヒマワリやパチョリなどから抽出したオイルと精油をブレンドした植物性オイルフレグランスだ。あえて一手間かかるスポイトタイプの容器を採用し、「丁寧に自分と向き合う時間を作るというコンセプトとリンクさせた」(PR担当)。“ザ ハンドクリーム”は、バーム由来成分をベースに植物性オイルをブレンド。ベタつかずにさらりとした肌感触でありながら、潤いが長時間持続する処方とした。

香りはそれぞれ4種をそろえる。“トワイライト ガーデン”は、夕暮れ時の庭園を散策するかのような幻想的な香り。“ムーン トゥ ムーン”は、新月の夜に未知の世界への扉が開かれる瞬間を表現した。“ノクターナル アース”は、夜の静けさの中、自然のささやきや地球の息吹を感じる香り。“ベール オブ スモークは、とらえどころなのない魅惑的な夜の街を探求する香りだ。全て夜をテーマにしており、精油を複数重ねて調香して「一言でこの香りと表現できないような複雑な香り」(PR担当)に仕上げた。

「コスメキッチン」は今年で20周年を迎えた。先駆者としてオーガニックコスメを引っ張りファンを着実に増やしてきたが、「これからはオーガニック層以外へのアプローチも強めていきたい」とPR担当は話す。「セルフリフレクション」はその意図からパッケージをオーガニックコスメでは珍しい黒で統一し、スタイリッシュな印象を持たせた。今後の販路をファッションのセレクトショップなどに拡大する予定で、「コスメキッチン」から独立したブランドとして認知を獲得していきたい意向だ。

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