米アバクロンビー&フィッチは9月14日、妹弟ブランド「ホリスター」の日本1号店をららぽーと横浜にオープンした。10時の開店前に1000人近くが行列。入店制限を行なっており、開店から1時間たった11時には1500人ほどに増えている。
行列の先頭は、東京から来た中学3年生と2年生の3人組。家族に車で送ってもらい、朝5時から並んだという。ほかにも、京都から前夜入りして朝6時から並んだ高校生カップルや、全身「ホリスター」で来たティーンズやミドルエイジなど、若者層を中心に、幅広い年代の人々が訪れた。「ホリスター」の着用率も高く、「ネットで買った」「古着やで購入した」「アメリカに行くといつも買ってきている」など、固定ファンの存在や認知度の高さが如実になった。
開店記念として、店舗前では、ライフガードと呼ぶ上半身裸のマッチョなイケメン男性モデルたちと記念撮影できるサービスも実施。女性、男性ともに歓声が湧き、笑顔が広がっていた。
ジェニファー・ポーター=インターナショナル・ブランド・マネジメント(アジア担当)は、「とてもエキサイティングで、エネルギーを感じる。フェイスブックやインスタグラムなどのSNSなどを通じて情報を発信したり、開店2日前にブロガーやメディアを招いた内覧会を行なったりもしてきたし、他の国でも行列ができたりもするが、今日の行列はアメイジング(驚き)だ」と喜びを語る。
中高生の学校が終わる午後には、さらに行列は伸びると見込まれており、21時の閉店までに入店できるかは不明という。