「ヴァレンティノ(VALENTINO)」はこのほど、ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET以下、DSM)との提携を発表した。世界各地のDSMに出店するほか、ポップアップやインスタレーションを行う。
4月2日に就任したアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)「ヴァレンティノ」新クリエイティブ・ディレクターは、6月に急遽、2025年プレ・スプリング・コレクション“アヴァン レ デビュ(Avant Les Debuts)”を発表。同ブランドのパリ・サントノレ店とモンターニュ通り店には9月30日に、世界各地の直営店には10月初旬に入荷したばかりの同コレクションを、10月31日からDSMのロンドン、東京・銀座、ニューヨーク、シンガポール、ロサンゼルス、パリ店のポップアップで販売する。
また、これを記念したインスタレーションを、11月13日からDSMの銀座および北京店のエレファントスペースで披露。その後、19日にロンドン店に正式に出店するのを皮切りに、来年1月には北京店に、2月には銀座およびニューヨーク店に出店する。
「ヴァレンティノ」とDSMのCEOのコメント
ヤコポ・ヴェントゥリーニ(Jacopo Venturini)=ヴァレンティノ最高経営責任者(CEO)は、「このパートナーシップは、ローマ発祥のクチュールメゾンとしてのヘリテージを現代的な環境下で披露するという、当社のコミットメントを強化するものだ。アレッサンドロによる“アヴァン レ デビュ”コレクションを、世界中のオリジナリティーあふれるユニークなポップアップなどで取り扱い、新たな顧客と出会うことを楽しみにしている」と語った。
エイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナルCEO兼ドーバー ストリート マーケットCEOは、「旅路、瞬間、探検こそが(このパートナーシップにおける)最高のものだ。さまざまな思いやマインドを持つ人々が交差する場所で、予想外の出会いが起きることを期待している」と述べた。