ジュンが運営し、梨花がディレクションするウィメンズブランド「リーファー(LI HUA)」は、2016-17年秋冬シーズンから卸をスタートする。15年春夏に東京・代官山のセレクトショップ、メゾン ド リーファーのプライベート・ブランド(PB)としてデビューした同ブランドは、着心地にこだわった上質な日常着を提案している。3シーズン目の今秋冬は、イタリアのカリアッジの高品質な糸を使ったニットウエアをはじめ、草木染めのカットソー、岡山県で生産したデニム、バッグやシューズなどをラインアップ。今シーズンから雑貨やTシャツなどをそろえた新ライン"スナッグル(SNUGGLE)"も始動する。有田焼の器を使ったキャンドル(8400円)など、日本のモノづくりを意識した商品もブランドの特徴だ。
価格帯はカットソーが1万〜1万4000円、ニットが4万6000〜18万円、アウターが8万3000〜35万円、ジーンズが3万〜3万8000円、バッグが3万2000〜9万2000円、シューズが3万7000〜4万2000円、アクセサリーが9000〜3万円など。
梨花は「着心地には自信がある。モデルの仕事を通して、服を着る機会が多くあった中で、"疲れにくい服"にたどり着いた。今シーズンの商品は、全て黒に合わせやすい色や形を重視し、お客さまの手持ちの服と簡単にコーディネートすることができる。デザインにクセがないので、どんな女性のクローゼットにもなじむはずだ」と魅力を語る。
高木啓二リーファー事業部部長(6月21日付けで就任)は「全国に店舗を構える有力セレクトショップや個店を中心に今秋冬、約100〜120店舗の販路を獲得することが目標。将来的にはアジアを中心にした海外展開も視野に入れている。これまでブランディングを図ってきた代官山店と『リーファー』の卸の両軸で客幅を増やし、ブランドを成長させていきたい」と話す。