エイ・ネットは、津村耕佑がクリエイションを担当するブランド「ファイナルホーム」の原宿路面店(東京都渋谷区神宮前6-4-2)を1月23日でクローズする。
同ブランドは、「もし、災害や戦争、失業などで家をなくしてしまったとき、ファッションデザイナーである私(津村)は、どんな服を提案できるか、またその服は平和なときにはどんな姿をしているのか」をコンセプトに、1994年からウエアの販売を開始。また“究極の家”という意味も込め、非常時を意識したアイテムを提案している。
同社では「デビューの翌年、阪神淡路大震災が起こり、2011年3月11日の東日本大震災も経験しました。その様な状況を考えると改めて多くの人に『ファイナルホーム』の存在を知らせたいという思いが強くなります。しかし、ファッションシーンの変化に伴い、原宿店を1月23日に閉店する運びとなりました」とコメントしている。
今後は、同社が運営するオンラインショップ「ユーモア」や、リアル店舗「ユーモア・ショップ バイ エイ・ネット」東急プラザ表参道原宿店などで販売を継続する。