アメアスポーツジャパンが運営するカナダ発アウトドアブランド「アークテリクス(ARC’TERYX)」は11月9日、神戸・居留地のショップを近隣に移転増床オープンする。北米以外の店舗では初の試みとして、店舗内にクライミングウォールを設置。ウエアやザックなどを試着してハーネスを付けて壁を登ることができ、クライミング時の負荷も確認ができるという。
新店舗は、2016年に「アークテリクス」国内2店舗目としてオープンした旧神戸店から徒歩5分ほどの距離。1フロアながら、面積は2フロアだった旧店舗と比べ約100平方メートルほど広い364平方メートル。パフォーマンスアパレル、バックパック、クライミングギアなどのアクセサリー類、近年強化中のフットウエア、アーバンラインの「ヴェイランス(VEILANCE)」をそろえる。
「ヴェイランス」専用入り口も設置
クライミングハーネスから始まったブランドとして、クライミングで有名なカナダ・スコーミッシュのチーフマウンテンをイメージした高さ約5.3メートルのクライミングウォールを店舗中央に設けた。落ち着いた色合いの木製ホールド(壁を登るための突起物)がポイント。
広い店舗面積を生かし、「ヴェイランス」もフルラインアップでそろえる。「ヴェイランス」コーナーに直結した独立エントランスや専用フィッティングルームも設け、「『ヴェイランス』の路面店のような雰囲気で買い物が楽しめる」(発表リリースから)という。