「サンローラン(SAINT LAURENT)」は12月5日、東京・表参道に国内初のフラッグシップストアをオープンする。売り場面積は1000平方メートル。3フロア構成の店内では、ウィメンズ、メンズ、レザーグッズ、アクセサリーのフルカテゴリーを販売する。ショップのコンセプトとデザインは、もちろんエディ・スリマン(Hedi Slimane)=クリエイティブ・ディレクターが担当。白のマーブル(大理石)、アールデコとミニマリズムを基調とした店内になる。
フラッグシップストアのオープンを記念し、店舗では全世界で10点限定のサンローラン サーフボードを発売する。これは、「サーフ サウンド」と銘打ち、アメリカ西海岸のスタイルを組み込んだ2016年春夏コレクションにちなんだアイテム。カリフォルニアのユースカルチャーをけん引するアーティスト、ルシア・リビシとコラボレーションした。ロサンゼルスにアトリエを構え、現地の若者の間で盛り上がるスタイルや今の空気感をクリエイションに反映している、エディらしい限定品だ。
サーフボードは、メゾンが「ベイビーキャット」と呼ぶレオパードに似たモチーフと、BABYの文字が躍る2種類。裏にはロゴを配した。いずれも81万5000円。