東レは2024年で「東レキャンペーンガール」の起用を終了する。1981年から「東レ水着キャンペーンガール」として、水着素材のプロモーションなどを目的にスタート。山口智子(1986)、杉本彩(1987)、藤原紀香(1993)、菊川怜(1999)、山岸舞彩(2006)、澤山璃奈(2007)らを輩出するなど、女優やタレントの登竜門として知られていた。2015年からは水着を外し「東レキャンペーンガール」という名称で続けてきた。かつては大手繊維メーカーはこぞってキャンペーンガールを起用していたが、水着素材や繊維事業の縮小、時代の変化に伴い、相次いで「キャンギャル」の起用も終了。21年には旭化成が終了していた。繊維メーカーではユニチカのみが22年から「ユニチカアンバサダー」に名称を変更し、継続している。