ファッション

三陽商会の自信作 “真の黒”を10ブランドのアウターで表現

三陽商会の「マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)」「ポール・スチュアート(PAUL STUART)」など10ブランドは、黒の深さを追求した商品群“ブラック オブ ブラック(BLACK OF BLACKS)”をこのほど発売した。全国の百貨店や直営店、公式ECで取り扱う。なお、三陽商会が運営するセレクトショップ「ラブレス(LOVELESS)」の青山※、ニュウマン横浜、天神の店舗では11月12日まで、同商品群を一堂に集めた特設ディスプレイを展開している。

同商品群は、「マッキントッシュ ロンドン」の定番コート“ダンフォード”や「サンヨーコート」の“青森ダウン”など、各ブランドの代表的なアウター計10型を “真の黒”で表現した。“真の黒”とは、三陽商会企画部の知恵を結集する全社横断プロジェクト“商品開発委員会”と繊維メーカー・セーレンの協業により、2年の歳月をかけて辿りついた深く上質な黒のこと。より黒く染まりやすい糸を厳選し、色が入りづらい合成繊維を染色する手法を応用することで、黒の濃度と堅牢度(色落ちや色移りの耐久性)を両立させた。より黒く見せるために、樹脂による仕上げで光の反射を抑える「濃染化加工」で仕上げている。

※「ラブレス」青山店では、「ブラックレーベル・クレストブリッジ」を除く9ブランドをディスプレイする。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。