ファッション

創業160周年を迎える「ロイヤル・アッシャー・ダイヤモンド」の軌跡

 2014年に創業160周年を迎える、ダイヤモンドブランド「ロイヤル・アッシャー・ダイヤモンド(ROYAL ASSCHER DIAMOND)」(以下、ロイヤル・アッシャー)。11月28日に日本2号店目となる直営店を横浜元町店にオープンするなど、今なおダイヤモンド業界をリードし続けている。そこで、改めて王室や皇室、セレブたちを魅了する「ロイヤル・アッシャー」の歴史を振り返りたい。

世界最大のタ?イヤモント?原石「カリナン」のカットを任された名誉

 1854年にアイザック・ジョセフ・アッシャーがオランダ・アムステルダムに創業してから、その技術と意志をファミリーで継承してきた「ロイヤル・アッシャー」。その歴史を辿る上で、原点となるのが英国国王エドワード7世の命を受けてカットに成功した、世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」だ。530.20カラットの1番大きなダイヤモンドは「カナリン1世」と呼ばれ王笏(おうしゃく)(ギャラリー画像1)に、317.40カラットの2番目に大きい「カナリン2世」は大英帝国王冠(ギャラリー画像2)にセットされている。英国王室を象徴する至宝として、今でも英国議会の開会式や英国国王の載冠式に用いられるなど、代々受け継がれている。

エリザベス2世女王陛下とのつながり

 王室・皇室の中でも、特にエリザベス2世とのエピソードが多い「ロイヤル・アッシャー」。戴冠式(たいかんしき)では王冠と王笏が使用されたほか、オランダ公式訪問時に、アッシャー社に来社された際(ギャラリー画像3)や戴冠60周年ダイヤモンドジュビリーで、カナリン3世と4世をセットしたブローチを着用された。

ダイヤモンド業界として、唯一の「ロイヤル」称号を授与

 1980年には、母国オランダ・ユリアナ女王から、ダイヤモンド業界として唯一の「ロイヤル」の称号を授与(ギャラリー画像4)され、ダイヤモンド業界のリーディングカンパニーとして世界中に広く認知された。

160年受け継がれる輝きへのこだわり

世界中の王室・皇室に愛される理由は、原石選びからカット、仕上げにいたるまでこだわり抜くことから導き出す「白く高貴な輝き」にある。カリナンのカットに成功した"世界一のカッター"と讃えられたジュセフ・アッシャーが開発した「アッシャー・カット」は、模範的なスクエア・カットとなった。2001年には、さらに輝きを増した「ロイヤル・アッシャー・カット」(ギャラリー画像5)を発表。八角形の完成されたフォルムとダイヤモンドの中に無限に広がる精緻な光の波の美しさが、世界中のセレブを魅了してやまない。

 日本2号店となる横浜元町店(ギャラリー画像6)は、エンゲージリング、マリッジリングをはじめ、ロイヤル・アッシャー・カット、ハイジュエリーまで取り扱い、オープンを記念して「ダイヤモンド・ティアラ」も登場。ブランド・ストーリーを感じられるフォトギャラリーも併設され、ロイヤル・アッシャーの世界を感じることができる特別な空間となっている。

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