「ルナソル(LUNASOL)」は10月上旬から、美容部員が着用するユニホームを刷新している。新たな制服は「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」がデザインしたもので、東武百貨店池袋店、伊勢丹新宿本店、三越銀座店、そごう横浜店、あべのハルカス近鉄本店、博多阪急の計6店舗のスタッフが着用。自在なコーディネートと細かな配慮、ブランドを象徴するキーワードを落とし込んだミニマルなデザインが美容部員たちから好評だ。
全6アイテムでコーディネート自在
新ユニホームとして用意されたのはジャケット、ワイドパンツ、スカート、襟付きロングシャツ、ノーカラーのサテンシャツ、半袖シャツの6アイテム。トップスの裾はイン、アウトを変えるだけでも異なる印象を与えるほか、襟付きのロングシャツは首元のボタンの開け閉めで印象が変わるデザインで、ブランドは季節を問わず自由なコーディネートを推奨している。
美容部員たちからは「制服感が強すぎず、ファッション性が高い」「着ていると高揚感がある」という声が寄せられているほか、「合わせる靴によっても印象が変わる」ことからシーズン問わずさまざまな着こなしができると好評だ。
評判の高さは見た目に止まらず、細部に渡るこだわりのデザインにまで及ぶ。ボトムスにペンポケットを備えているほか、ジャケットの内ポケットの角度も業務しやすいよう調整。メイクアップを行っている際に邪魔にならないよう、長袖トップスの袖部分にゴムを忍ばせている。
月の普遍的な美しさや曲線美を表現
ユニホームを新たにデザインするにあたり、「ルナソル」のアイテムの特徴でもある“輝き”や“エッセンシャルなベージュの色彩”“水艶感に基づく繊細な上質さ”を意識。加えて、ブランド名の由来でもある月の満ち欠けや多くの神話を残す普遍的な美しさにインスピレーションを受け作り上げた。
「ハルノブムラタ」とは、2025年春夏コレクションのメイクアップを「ルナソル」が行った縁もある。村田晴信デザイナーは「互いのブランドが共有する美のあり方を具現化し、ショー全体に一貫したビジョンを提供していただきました」と振り返り、今回のコラボユニホームについて「ブランドの特徴である繊細な上質さと、『ハルノブムラタ』のエレガントな曲線美を融合させ、時代に合わせて進化し続ける普遍的な美を体現しています」とコメントを寄せている。