SHIBUYA109エンタテイメントの若者マーケティング研究機関、シブヤ109ラボ(SHIBUYA109lab.)とプラザ(PLAZA)は、Z世代の間で流行したモノ、コト、ヒトを選定する「シブヤ109ラボ トレンド大賞2024」の番外編、「シブヤ109ラボ ビューティ部門」を発表した。プラザで取り扱っているコスメ、ビューティアイテムから、24年にZ世代の間で話題になったアイテムを選定・ランキング形式で選出するもので、1位は「フィー(FWEE)」の“リップアンドチーク ブラーリープリンポット”が選ばれた。
「ティルティル」や「リファ」もランクイン
1位の“リップアンドチーク ブラーリープリンポット”はスフレタイプのリップ&チークで、豊富なカラーバリエーションと柔らかいマットの色味で人気を獲得した。2位には「リファ(REFA)」の折りたたみ式コーム“ハートコーム アイラ”がランクイン。艶髪を作れる機能性や外出時に持ち運べる利便性が支持を集めた。3位はロングラスティング力を検証する動画がSNSに上がるなど話題になった「ティルティル(TIRTIR)」の“ウォーターリズムグロウティント”で、透明感のある艶とラメの愛らしさも高い評価を受け選出された。
4位はIVEのウォニョンがアンバサダーを務める「アミューズ(AMUSE)」の“ジェルフィットティント”が、5位は表面に特殊加工が施された「ラブクロム(LOVE CHROME)」の“ヘアコーム”と、飲み会リップの愛称でファンを増やした「ピアー(BBIA)」の“ローティント”が選ばれている。
学生も多いZ世代が対象だからか、1位、2位、4位、5位はリップ、3位、同率5位はヘアコームがランクインしている点が大きな特徴で、シブヤ109ラボは「今年は外出の機会がさらに増加し、外出先で使いやすく、持ち運びやすいヘア、メイクアイテムや、マスク着用の頻度も減少したため、リップがトレンドアイテムとして多く挙げられている。また、仕上がりのナチュラル加減や透明感、みずみずしさを演出できる手段としてメイクだけでなく、ヘアケアアイテムにも注目が集まった」とまとめている。
なお、シブヤ109ラボが発表した恒例の「シブヤ109ラボ トレンド大賞2024」では、1位になえなのや森香澄が所属する芸能事務所、sejuのタレントの顔立ちに近づけるメイクを指す「sejuメイク」が、2位はうさぎの舌のように薄いピンク色とみずみずしい艶感が特徴の「うさぎ舌リップ」、3位に「リッププランパー」がランクインしている。