近年シルバニアファミリーが、大人の趣味として盛り上がりを見せている。かくいう筆者も、友人の影響で“シルバニアファミリー活動”(通称シル活)を始めて約2年となる。シル活とは、シルバニアファミリーの人形を愛でて集め、楽しむ活動のこと。ここでは、衣装やミニチュアフード、ジオラマなどを制作することで楽しみの幅を拡張するシルバニアファミリー公式アンバサダーに、シルバニアファミリーの魅力や作品の着想源について語ってもらった。(この記事は「WWDJAPAN」2024年11月18日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
ひよこさん:おいしそうに見えることにこだわりあり
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食べ物をかたどった着ぐるみの作品が特徴的なひよこさん。筆者のお気に入りは肉まんの赤ちゃん①。ふっくらと蒸し上げられ、蒸籠の中からこちらを見つめる姿に悶絶します。作っていて特に楽しいモチーフは、エビフライやコロッケ、アジフライなどの“衣シリーズ”②なのだとか。本物に近い質感を目指して研究しているそう。
Q & A
Q1.シル活を始めたきっかけは?
A. 妹が結婚するときに実家を片付けていたら小さいころに遊んでいた人形たちが見つかり、懐かしくなってコレクターとしてSNSに投稿するようになったんです。ほかの人たちの作品を見ているうちに創作意欲がくすぐられ、2019年に作品制作を始めました。
Q2.作品の着想源は?
A. スーパーマーケットの総菜コーナーやグルメ番組、SNSのショート動画などです。作りたいと思ったモチーフを書き留めたメモが、一生かけても作りきれないほどの量になってしまいました(笑)。
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